直心塾に入門する際には必ず入会したい動機を保護者の方から提出して頂いています。

大半の方が「礼儀を身につけさせたい。」「強くさせたい。」

と記しています。

礼儀を生徒に教えるとはなんでしょうか。

直心塾ではフルコンタクト空手、実戦組手を本筋に大会で勝つ為の最短距離を生徒と共に歩んでいます。

体験会などでもご説明している通り「強い心を作る」をモットーにしています。

日頃の稽古でも、返事ができない。声が小さい。人の話をちゃんと聞かない。組手の稽古が嫌い。

などなど各自色々な短所を抱えています。

指導員も短所を指摘しながら時には厳しく接する事もあります。

これら自分の短所と向き合わせる事が大事だと思います。

子供たちは嫌な事や苦手な事があるとその問題を避けようとする事があります。

嫌な事、苦手な事と向き合う事の出来ない子供に礼儀作法だけをを学ばせるのは難しいのではないでしょうか。

子供が「苦手だからやりたくない。」

と言った時、逃げ道に協力するか向い合わせるかは保護者の方々のお考えしだいです。

何事も一定の目標を立て、期間を決めて決めた事は必ずやり切る。

マラソンランナーとおなじです。

どんなに辛くても次の電柱まで、また次の電柱まで、その繰り返しです。

助けてくれる親、厳しい親、

難しい問題です。