自由競争社会の長所
前回書いた件の続きです。
去年の暮れに公私にわたり親しくさせて頂いている先生が、うちの道場から2キロ程の場所に支部を出す事になりました。その際ご丁寧に連絡をして来て下さいました。
「いい条件の場所があって決めようと思っているのですが、会長の道場に近すぎるんですがよろしいですか?」
との事でした。
二つ返事でいいました。
「全く問題ありません。」
出さないで下さい。などと言う事など全く考えませんでした。そんな権利は誰にもありません。
さらにチラシなどを使っての集客についてのアドバイスなどもさせて頂きました。
ますます良い交流が出来る事を嬉しく思い、実際に良い交流が続いています。
同じ商店街には何軒もの肉屋さんがあったり鮮魚店があったり美容院があったり、中には向かい合ってコンビニがある事もあります。
どんな商売でもより安くより良いサービスを提供する事を最優先に考えます。
比較対象がある事は経営者、顧客、双方にとって、とても良い事だと思います。
自由競争社会のよいところです。
もし連絡を受けた時に私の気持ちの中に「近くに出さないで欲しい。」と言う気持ちがあったとするならば、この先絶えず何かに怯えながら物事を考え続けて行く事になっていたでしょう。
今までに数名の生徒が退会されたり移籍をしましたが、指導方針の方向性が違うとお考えになられたのであれば仕方の無い事です。選択の自由です。
次のステージで頑張って欲しいです。
自分のやり方、方針に信念、自信をもってブレなければ何も困る事はありません。
ど〜んと構える大きな気持ちが大切です。
武将杯の参加希望団体も増え続けています。東海地区や平塚、茅ヶ崎などの遠方からの参加者も数多く武将會の方向性をご理解頂き有難い事です。
この一年の外交活動が良い方向の結果になりつつあります。
今回の開催にあたり、審判部長を筆頭に素晴らしい審判団を編成する事が出来ました。ご期待下さい。
近いうちに、私が最近試合で体験した事や誰もが一度は思った事があるであろう「ルール」「判定」「審判」についての部分にも触れて書きたいと思っています。