選手クラスチャレンジ
昨日スタッフミーティングを行い、急遽私の一存で選手クラスチャレンジ&見学会の一斉メールをしました。
何と『初級クラス』の生徒が数名参加してくれました。
内容は
『選手クラスの毎日行っている稽古について来れるまで頑張ろう!』
『大会に出られるようになるにはどんな稽古をしてるかを見学してみよう!』
というスタンスの試みでした。
組手は見学してもらいましたが基礎体力のトレーニングでは初級クラスの頑張りに驚かされました。
前半の約1時間でしたがこれからの成長が楽しみです。
選手クラスはかなり厳しくハードな稽古をしていますが、大切な事は、《いつでも辛ければ抜けられる状況》で稽古をしているのか、《抜けられぬ状況》の厳しさを耐えぬくか、の違いだと思います。
強くなる為には辛い状況でも耐え抜かせる厳しい指導が大事だと思います。
強くなりたい!
強くなってほしい!
空手を始める以上、親子共々そう思うのは当然の事ですが思うだけでは何も生まれてきません。
辛い稽古を乗り越え無くては、強さを持ち備える事は難しいでしょう。
空手を始める前に、諦めない気持ちのサポートは家庭の協力も必要です。
直心塾がスタートした当初に入門したある生徒に正直な話、厳しい基礎体力のトレーニングをかなり厳しくやらせました。
もちろん本人が同期の生徒について行く気持ちがあったからです。
毎日、毎日泣きながらもついて来ました。
保護者の方もその姿を連日見ていました。
結果、彼は大会で入賞するようになり優勝する事が出来ました。
汗と涙の結晶となったトロフィーは彼の机に大事に飾られているそうです。
何かを極め達成する為には覚悟が必要です。