先の神奈川県大会に思う事です。


選手クラスではこの1年間駆け足で大会入賞へ向けての基礎体力、パワーアップなどの稽古を積んできました。


日々の積み重ねで体力、パワー、スピードなどある程度戦えるレベルになりそれなりの結果が出てきました。

今回、格上挑戦になった生徒の殆どが技ありを取られ負けてしまいました。

敗因は明確です。

 

 

初心を忘れてしまったからです。

 

 

「忘れてしまった。」と書いたのは「忘れていた」のでは無いからです。

この1年間ある意味順調に結果を出してきた奢りが今になって出てきた様に思います。

 

 

体力やスピードの強化は練習する事によって成果が見えて来やすいですが戦術や呼吸のあわせ方などは中々修得するのに時間がかかります。

そして忘れてしまった離れ際のガード。

 

 

今まで以上に難しい課題ですが地道に精進するしかありません。

 

 

強い人は技がキレて力、スピードがあるだけでは無く、冷静な判断、対応やキャリアから生まれる間の取り方などなど様々な要素が折り込まれています。

 

 

まだ一年、もう一年。