武将杯争奪少年少女空手道選手権 其の壱
いよいよ大会当日です。
参加40団体、総勢244名のトーナメントの始まりです。
記念すべき第一回には神戸よりリアルチャンピオンシップ主管の宮野代表、静岡からは静空連盟理事長の芹澤竜一師範にご来場頂き、開会式では参加選手に激励の言葉をかけて頂きました。
年少年中 男女混合 初級
優勝 鶴田大洋
準優勝 守谷翔蒼
3位 川尻優二
3位 福元 ゆい
年長 男女混合 初級
準優勝 山本夏乃芭
小学3年 男女混合 初級
3位 西山凛太朗
幼年 年長 無差別
優勝 武井将志
小学1年 男子 無差別
3位 堅田鼓太郎
小学2年 男子 無差別
3位 赤羽根慧俊
小学3年 男子 軽量級
優勝 武井大将
小学4年 女子 無差別
準優勝 武井桃子
3位 赤羽根麗菜
小学4年 男子 軽量級
3位 鎌田樹市
今大会のコンセプトは ゲーム性を無くした「壮絶な打ち合い」でした。
無駄な時間を(時計を動かしたままのロスタイム)極力作らず、積極的に組み合っての闘いです。
突発的な頭付けや押しについて昨今、反則を探す為の審議が多い様に見えるのは私だけでしょうか?
また、身長差のある選手同士が戦った場合の頭の位置などなど、副審の笛によって試合が中断される事が多く(時計は動いたまま)実際に戦っている時間が短く延長戦になるケースが多いのではないかと考えていました。
今大会では延長戦が非常に少なかったです。
延長戦になった試合の殆どが時間いっぱい打ち合ってのものでした。
今大会で採用したブレイク制度や足を上げての威嚇行為に対する注意などは開会式で実演説明をしましたところ、選手達は飲み込みが早く試合でのブレイクや威嚇注意は殆ど無く見ていて気持ちのいいものでした。
これは審判団の適応能力の高さを置いて他なりません。
審判団が今大会のレベルを高めた事だと思います。
反則や場外での笛の音をあまり聞きませんでした。主審主導制の為だと思います。
すなわち組合っている時間が長く、審判団は試合を評価する時間が充分ある為、優劣をつけやすかったのではないかと考えています。
今回の大会ルールに関しては賛否両論があると思いますが、大会終了後に多くの先生方から賞賛のお言葉を頂きました。
初めて大会を主催して感じた事は、選手に能力をフルに発揮させ、納得の行く判定を下す審判団が大会全体を大きくコントロールしていると痛感しました。
反則探しのルールでは無く、試合を最後まで上手く成立させるルールが必要だと思います。
選手達は故意に反則をしているのでは無いのです。
一生懸命戦っているからこその結果です。
ルール問題と審判に関しては以前から書こうと思っていましたが、主催大会が終わってからと決めていました。
なかなか触れ辛いテーマだとは思いますが、愚痴を言うよりは意見をストレートに出していきたいと思います。
近日中に掘り下げた話を書こうと思います。
今大会に参加して頂いた各道場の選手の皆さん、遠方より脚を運んで頂いた家族の方々、素晴らしい選手達を育てられた先生方、記念すべき第一歩を踏み出せた事を心より感謝致します。ありがとうございました。
秋に再会できる事を楽しみにしています。