ルールと審判
空手に限らず競技には色々なルールがあります。
大会ごとに異なったルールが。
今回の武将杯ではブレイク制度を導入しました。
注意=まずい。では無く
ブレイク注意=反省、修復。
(審判の意思で時計を止める。)
この様に考えています。
私の私感ですがいきなり注意1を取られてしまうとどうしても本来の動きが出来なくなってしまいます。
「どうしよう、また注意されたら減点になってしまう。」
もちろん注意を受けないにこしたことはありませんが。
何事も反省、修復をさせるサポートは大切だと思います。
殆どの子供達は数ヶ月に一度の公式な試合に出場しています。日頃稽古で習って来た事が緊張のあまり上手く出来ない事もあるでしょう。
上級にしても負けられない一戦でついついという事もあるかと思います。
試合の中での修復能力に余裕を持たせてあげたいと思います。
前回のブログでも書きましたが、今大会は笛の音が極端に少なく感じました。
主審主導制にしたからだと思います。
審判ミーティングで、押し、頭付けなどは主審のブレイク二回までは控えて頂きました。
最も至近距離で捌いている主審に委ねました。
二回のブレイク後に副審の意思を尊重する事にしました。
試合前に実演説明をしたせいか大会全体でのブレイクは少なかったと思います。
審判団には本当に感謝しています。数団体の先生より賞賛のお言葉を頂きました。
技有り、注意、判定の一斉上げ。全てドンピシャのタイミングで全員に旗を上げて頂き気持ちが良かったです。
決定戦の副審には予選トーナメントを捌いて頂いた主審の先生方に副審について頂き、主審は今大会の審判部長の田辺先生と木村先生にお願いしました。
最優秀選手賞とベストバウト賞の選出は、以上の6名の審判の先生に御来賓頂いたリアルチャンピオンシップ主管の宮野代表と静空連盟理事長の芹澤師範が加わり投票して頂きました。
発表の際に表彰式で選出された3名の笑顔は最高でした。
ルールに関して武将杯は今後もぶれる事無くこのスタイルで行こうと思っています。
大会には様々なルールがありますが信念を持って秋に予定している「武将杯秋の王者決定戦」にまい進して行こうと思います。