帯審査について考える
帯審査とは?
週に数回稽古に参加すれば昇級できる。
規定科目が出来れば昇級出来る。
大会に参加してれば昇級出来る。
全て間違いです。
無級の白帯からの初昇級は別として、オレンジ帯(10級)からの昇級は簡単なものではありません。
稽古に参加した日数は確かに大事ですが、まず考えてほしい事は現在、自分と同じ学年又は下の学年の同じ色の帯を締めている生徒と自分との実力を考え比べてみて下さい。
フルコンタクト空手の道場である以上組手での評価が昇級に少なからずも加味されます。
これは組手が強いだけでは無く、組手の中での技の正確性。それまでに学んで来た技術がどれだけ出せるか。
ぶれない体力、礼儀、闘争心。
稽古に対する姿勢。
以上の事が最大の評価対象になります。
色帯を締めている以上各色帯の重さをもう一度考えて見て下さい。
大会に参加する事は勇気のいる事ですが、色帯を締めている以上トロフィーやメダル欲しさに毎回初級戦グループにいては何の進歩もありません。
常に上へのチャレンジをしましょう。
胸を張って新しい帯を締めて下さい。
帯審査は年に4回有ります。
焦らず精進しましょう。追われるよりも追う立場の方が強いはずです。